C＆C ひきこもり家族コンサルティングを選ぶ三つの理由

「これまでのひきこもり相談では成果がでなかった」というご経験はありませんか？　たとえ臨床心理士であっても、カウンセリングの中ではご家族の皆様が抱えるお悩みに寄り添うあまり、ご家族に対して実践的な提言がしにくく、結果として問題解決のためには真に必要なアドバイスが伝わりづらいという現状がありました。

　しかしながら、ご家族の皆様が今まさに抱えておられる辛さや苦しさは、まさにご本人の「ひきこもり問題」に起因するものである以上、原因の的確な分析と効果的な対応方法をお伝えする「専門的な提言」こそが必要不可欠なのです。ひきこもり家族コンサルティングが、「カウンセリング」の重要性は認めつつも、「コンサルティングの重要性」を殊更に強調する意味は、ここにあるのです。

　相談者に寄り添い、その心理的な不安の緩和に重点を置く「カウンセリング」に加えて、問題を実際に解決するために何が必要なのかを分析し的確に伝える「コンサルティング」をも実現しうること、それが当相談室の強みであり、当相談室を選ぶべき第一の理由です。では、それがどう実現されているのか、それを次にご説明いたします。

　従来のような単独のカウンセラーによる相談は、ご家族の皆様の「現状をさらに悪化させてしまうかもしれない」「本人を刺激するような対応はとりづらい」と言った不安に配慮するあまり、問題解決にとって本当に必要な実践的アドバイスをお伝えしにくいといった事態が生じやすいものでした。そこで、ひきこもり家族コンサルティングでは、実際の相談を担当する「カウンセラー」と、ご本人に関する情報を分析しながら問題解決のための着実な指針を提案する「コンサルタント」の2名体制を構築し、ご来室いただいた皆様を二重にバックアップさせていただきます。

　ひきこもり家族コンサルティングが大切にしている方針は、「科学的知見にもとづいたカウンセリングとコンサルティング」です。つねに合理的な問題解決を志向する当相談室の臨床心理士は、独自の3類型と2段階アプローチにもとづいて正確なアセスメントと的確なアドバイスをおこないますので、ご本人を刺激せず、ご家族にとっても無理のない、着実な成果が期待できるような相談を継続して提供していくことが可能です。

　実際、このようなシステムを通じて問題に対する俯瞰的・客観的なアプローチが可能になった結果、ご家族の皆様ご自身が気づいていなかった問題解決の糸口を、継続的なカウンセリングのなかで徐々に見つけだす、といった例がよくみられます。つまり、合理的な分析と的確なデータに基づいたコンサルティングによってこそ、ご本人のひきこもりという閉塞した状況を解消することができるのです。

　以上の点から明らかなとおり、当相談室は、世間で社会問題となるような「悪徳業者による強制的なひきこもり対応」とは決定的に異なる、心理の専門家（臨床心理士・公認心理師）による科学的知見に基づいた安心の相談機関です。これが当相談室の強みであり、当相談室を選ぶべき第二の理由となります。ご家族だけで悩まず、ぜひ一度、ひきこもり家族コンサルティングにご来室いただければと思います。

　ひきこもりはあくまでも結果として生じた現象であり、その背景を正確にアセスメントしない限りは有効な対策ができません。正確にアセスメントした後も、本人の特性・家族関係・環境などの要因により、それぞれの対応が微妙に異なってきます。

　当相談室では正確なアセスメントをするために、過去から現在に至る状況やご本人の特性などご家族から丁寧に聞かせていただき、必要があれば心理検査を導入して徹底的現状分析を行っております。正しく現状を把握することで、ひきこもり生活改善のための包括的な支援が可能となります。

　また、ご家族の継続的なご相談を受けている途中で、ご本人がご希望されて来談されることもございます。ご本人の希望を直にお聞きして、人生設計を立てていくことも可能です。家族以外の人と定期的に会って話すという面でもご本人の来談は意味のあるものになります。

　ただ、ご本人がご自分の意思で来談されるまでには、時間がかかることもあります。それぞれの形で社会参加するまで、ご家族があきらめずに相談を継続されることが状況改善に繋がるとひきこもり家族コンサルティングでは考えております。当相談室では10年以上の相談実績から編み出した様々なプランをご用意しております。

　このような豊富な経験に基づき、さまざまな事情を抱えたご家族とご本人の要望に応えられること、これが当相談室を選ぶべき第三の理由となります。