オンラインで全国対応 東京のひきこもり家族支援・相談・カウンセリングなら
C&C ひきこもり家族コンサルティング

《相談室》〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15
     東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目駅」5番出口から徒歩1分

 

お気軽にお問合せください(営業はお断りしております)

070-4339-2561
開室時間
10:00-18:00
定休日
年中無休 (12/30-1/3を除く)

C&C ひきこもりオンラインハンドブック
ひきこもり本人の「好きにさせる」だけでは不十分なのはどうしてか?

ひきこもり問題におけるルーティーン的な対応方法は、本人の言っていることによく耳を傾けるということです。ひきこもり状態の人に対して高圧的にガミガミ言う方は少なく、ひきこもり本人の好きなようにして欲しい、困っていることがあったら言って欲しいという穏和なスタンスの家族や関係者の方がほとんどです。これはいわばひきこもり本人の自由に任せるべきであるという考え方であるとも言えますし、またひきこもり本人の主観を決め手とする見方であるとも言えます。

 

このような方針はさほど間違っている訳ではありません。確かに本人の意向を尊重することは大切ですし、たとえ親子関係があっても、成人に対してあれこれと一方的に指図することはできません。しかしながら、本人の主観に頼ったり本人の自由に任せたりすることは、問題の解決に結び付いていません。それは、ひきこもり本人が自分の人生に対するコントロールを喪失することによってひきこもり問題が生じているからです。そしてコントロールを喪失しているのは、ひきこもり本人が自らの置かれている状況、特に自らの社会的関係を、理解しづらくなっているために他なりません。

 

そうすると、ひきこもり本人に対して、ひきこもり本人の自由を強調したり本人の気持ちを強調したりする行為は、必ずしも良い影響を与えないということが分かります。ひきこもり本人がひきこもり状況を生じさせているような不自由や理解不能を既に特定している訳ではないからです。ひきこもり本人が何らかの原因を特定したと思っていても、客観的にはそれは困難の原因と評価できるようなものではない、誤った特定であることがほとんどです。こういった場合に、いくら本人に任せてみても、状況が改善するとは思われません。だからこそひきこもり状態は自分で脱出しにくい苦境であり、支援を必要とするものなのです。

 

したがって、ひきこもり問題の解決に必要なのは、最後まで客観的に本人が抱えている問題を分析して、その分析に基づいて支援を行うことです。支援にはもちろん本人の同意が必要ですが、それは本人が要求する手助けに支援者が全て賛成すべきであるということを意味しません。状況認識に失敗している(と客観的には評価できる)ひきこもり本人の言うことを聞いても、状況を改善することはできません。専門家の助言の下で客観的に状況を把握していくことが、ひきこもり問題における最善の対応方法です。

 ---

本サイトを運営している相談室「C&C」では、その背景にASDの問題があることも多い「ひきこもり」当事者やご家族のご相談を中心に各種相談にのり、問題解決の手助けをしております。お悩みを抱えている方は、こちらのトップページより当相談室の概要をご確認のうえ、ぜひお問い合わせください。 

共感の苦手な人と付き合うためのライフハック(ASDの人との付き合い方①)

身近な人が自分の話に共感してくれない、という悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

いつも「なぜ共感してくれないの!」と思ってイライラしたり悲しくなったりしてしまっていませんか?いつもそういったことを繰り返していては心の健康を損なってしまいます。どうしたら良いでしょうか?

自閉スペクトラム症は共感が苦手
 しかしそもそも「共感」とは?

「自閉スペクトラム症の人は共感が苦手だ」と紹介されることがよくあります。しかし自閉スペクトラム症の共感能力というポイントについては、普通思われているよりも注意深く理解する必要があります。

コミュニケーションの失敗を見逃さない

皆さんは、コミュニケーションに困難を感じたことはありますか? コミュニケーション能力を向上させるためにはトライ・アンド・エラーを繰り返して暗中模索するしかないと思われていませんか?このような理解には、二つの難点があります。

自閉スペクトラム症という診断名の活用法

この記事では、自閉スペクトラム症という診断を活用する一つの方法を提案しています。あなたの生活の問題を解決することができるかもしれません。

お問合せ・ご予約はこちら

お電話でのお問合せはこちら

070-4339-2561
LINEでもお問合せができます
開室時間
10:00-18:00
定休日
年中無休(12/30-1/3を除く)

お電話いただいたときに不在の場合は、後ほどこちらから折り返しご連絡いたします。こちらからのお電話に差支えのある場合は、その旨を留守番電話でお伝えください。

 

お電話でのお問合せ

070-4339-2561

お電話をいただいた際に不在の場合は、後ほどこちらから折り返しのご連絡を差し上げることもできます。
ご希望の方は、留守番電話にその旨をお伝えください。電話対応時間は原則10-18時となっております。営業は内容問わずお断りしておりますのでご了承ください。

LINEでもお問合せ受付中

LINEでもお問合せが可能です。以下のボタンを押すと、スマホならそのままLINEに移り、PCではQRコードが表示されます。

お問合せフォームからのお問合せ、ご予約は24時間受付しております。お気軽にご連絡ください。

サイドメニュー