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ひきこもりオンラインハンドブック
ASDとのトラブルでは、理由を追及せず、原因を探索するべきだ(自閉スペクトラム症の人と定型発達の人の付き合い方

責任のない相手には理由を追求する
のではなく原因を探りましょう

特に夫婦間でASDと定型のミスコミュニケーションが深刻な場合、いつも同じようなミスのパターンに落ち込みがちだということがあります。そのパターンというのは、定型発達(以下定型)の側が(定型が不満を持った)自閉スペクトラム症(以下ASD)の人の行為に対して問い詰め、それに対してASDの側が上手く対応できないというものです。ASDの側の対応は、単純な無言ということもありますし、その場にそぐわず奇妙に聞こえるものであることもあります。

 

このようなパターンについて第三者が当事者に、特に定型の側に、是正を求めるということがあります。というのも、定型の側の現時点での対応を変更しなければ、状況に改善はありえないからです。しかしながら、定型の人はどのように行動を変容させれば良いのでしょうか? またそれはなぜでしょうか? 上では定型の人がASDの人に対して問い詰めると書きました。これは例えば「なぜ〇〇したのか?」という形の発言です。ここでは暗黙の前提として「本当は××すべきだったのに」という規範が隠れています。また、この規範に自分が違反したことを相手が認めること、規範に抵触したことを謝罪することなども同時に要求されていると考えられます。このような要求が妥当でないということは、ASDの特性によって説明されえます。生得的な障害によって特定の規範を認識することや特定の規範に従うことが(定型よりも)困難になっているからです。したがって、定型側が態度を変更する必要があります。

 

この記事で特に指摘したいことは、どのように行動を変更すべきなのか、ということです。上で見たように、定型の側が行なっているのは、実際には質問を投げかけることだけではありませんでした。言葉として発されたのが質問だったというだけであり、実質的には一定の規範に従うよう要求をしていると言えます。しかも、その肝心の規範が何なのかを特定する責任も相手方に投げかけられており、それが表立っては相手のしたことの理由を問うという形式になっています。変更されるべき行動は、まさにこのような理由を問うという振る舞いのことです。

 

一般に理由を問うことで問題が解決されるのは、誰かが責任をもって問題の解決に当たってくれるという前提がある場合です。これは問題を人間的事象に還元できる状況であると言えるでしょう。例えば、政治家や経営者の決定により国や会社に損害がもたらされたのなら、「なぜそんな決定を」と問うことは(まっとうな理由が示されなかったら彼らを辞職させ、より相応しい人物に置き換えるといった形で)問題解決につながることでしょう。しかし自然災害や難病など、世の中には人間の力で生まれたわけでも人間の力で根絶できるわけではない問題もあります。そういった問題は、責任者を探しても問題解決に必ずしも結び付かないということは十分にありえます。そういった場合にすべきことは、責任者を探して理由を問いただすことではなく、物事の因果関係の連鎖を科学的・合理的に探究することです。

 

同じことは問題が家庭内で生じていても当てはまります。ASDと定型との間のミスコミュニケーションはASD側が原因になって生じている部分があるものの、その原因に対してASDの責任は大部分限定されている(生得的な特質だからです)という事情があります。したがってこのケースも、理由を問うことや責任を追及することによって問題を解決すべきものではありません。むしろ原因と結果を正確に認識することが(災害や生活習慣病の場合と同じように)重要になります。

 

以上の分析は、第三者がどのように働きかけなければならないのかということについても示唆を与えます。第三者は当事者の定型の側に、問題を取り巻く因果関係を認識するように促さなければなりませんし、定型の側に理由の追及を控えるように促さなければなりません。理由の追及を止める/止めさせることは実際には大変な苦労を伴いますが、ミスコミュニケーションに対する合理的なアプローチを一つ一つ構築していくためには必要不可欠と考えられます。

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