オンラインで全国対応 東京のひきこもり家族支援・相談・カウンセリングなら
C&C ひきこもり家族コンサルティング

《相談室》〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15
     東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目駅」5番出口から徒歩1分

 

お気軽にお問合せください(営業はお断りしております)

070-4339-2561
開室時間
10:00-18:00
定休日
年中無休 (12/30-1/3を除く)

ひきこもり3類型とは?

ひきこもりの問題を解決するためには、まずなによりも、それぞれのケースの背後にひそむ根本的な原因を突きとめなければなりません。C&Cが運営する「ひきこもり家族コンサルティング」では、これまでの豊富な相談経験から、(1)コミュニケーションに困難を抱えASD等の発達障害が疑われる「伝達系ひきこもり」、(2)社会や自己についての根源的な疑問に取り憑かれて身動きができなくなっている「疑問系ひきこもり」、(3)家族関係のなかに原因が隠れている「家族系ひきこもり」の独自の3類型を用いながら個々の事例を整理したうえで、問題の解決につながる効果的な相談をおこなっていきます。

伝達系ひきこもり

 

この類型は、ご家族のメンバーと適切なコミュニケーションをとることができなかったり、社会生活において他者と効果的な意思疎通をはかることができなかったりということを理由に、人間関係をうまく形成できず、それがストレスになってしまった結果として、ひきこもり状態におちいってしまうというケースです。

 

多くの場合、ご家族の方々はご本人との意思疎通に苦労することが多く、典型的な例として「うちの子と話すときはいつも何か違和感がある」「本人と話すときはいつも気を遣わなければならない」「自分自身の話をしているのにどこか妙に客観的に感じられる」「不自然なほど淡々とした口ぶりで話す」といった感想をお聞きすることが多くあります。

 

こういった事例は、背景にASD(自閉スペクトラム症)等の発達障害が疑われる場合が多く、ご本人は「他者の立場にたって想像力をはたらかせること」を不得意としていることが多いですご本人はご自身の苦手分野を合理的思考や客観的推論といった能力で補いながらコミュニケーションしようと努力しているのです。

 

このような特性をお持ちのご本人たちは、現代のような「空気を読む」ということが求められる社会にあっては、大きな「生きづらさ」を感じざるをえません。それゆえ、このようなケースでは、ご家族の方々がご本人の個性を無視して社会通念や常識的な行動様式を押しつけることは、ご本人にとって想像以上にストレスの大きいことであり、事態をさらに悪化させてしまうことにもなりかねません。

 

一方で、この類型にあてはまるひきこもり問題は、先述のようなご本人の特性に起因するものであるため、ご家族の皆様が「私たちの育て方が間違っていたのかもしれない」などとご自身を責めたてる必要も全くございません。

 

これらに由来するひきこもりを解消する鍵は、この「ご本人の個性」を周囲の人たちが理解し、すすんで歩み寄ることによって、ご本人のストレスを減らすという点にあるといえるでしょう。ご自身の個性に合わない就労形態を避けながら「できることをやっていく」というような柔軟な考え方をとるということが、問題解決のためのポイントとなるのです。

 

また、ASD等の発達障害が疑われる場合には、病院に行って医師により診断を受けることが重要な意味を持ちます。医師による正式な診断によって、ASD等の発達障害が社会的に客観的な事実として確定され、その特性に対して本人の責任を問われることはなくなり、各種の社会的な支援や配慮を要求できるようになるからです。また周囲の人にとっても、診断名を基礎とすることで、本人との関わり方に対して客観的なヒントが数多く得られるようになります。

 

発達障害の診断をできるのは、法律上、医師のみであり、C&Cがそれを代行することはできません。しかし、発達障害が疑われるひきこもり当事者がそもそも病院に行きたがらなかったり、また診断を受けてもその後の状況の改善につなげられなかったりといった事例が多くあります。こういった問題について当相談室は豊富な経験があり、対応を得意としております。

 

C&Cの経験では、とくに難しいひきこもり事例にASDが疑われるケースが多く含まれております。C&Cは、そのような事例に関して、豊富なデータと最新の科学的知見にもとづいた効果的な相談実績があり、自信を持っておりますご本人にかんして、以上に述べたことと関連して何か気にかかることがおありでしたら、ぜひ一度、当相談室へご相談ください。

 

疑問系ひきこもり

 

この類型のひきこもり当事者にみられる特徴は、たとえば「なぜ学校へ行って勉強しなければならないのか?」「なぜ働かなければならないのか?」といったように、ご本人が根源的な「なぜ?」を抱いているということです。ご家族の皆様にとっては「なぜそんな当たり前のことを疑問に思うのか」「そんなことを言っていたら生きていけない」「それが社会の常識だから」と思ってしまいそうなものですが、こういった疑問は、哲学的・思想的な難問へと繋がっている可能性が大きく、考えていけばいくほど、納得のいく答えを得ることがいかに難しいかということが実感されることでしょう。

 

この類型にあてはまるひきこもり問題では、ご本人のペースを無視したアプローチは事態をさらに悪化させてしまう恐れがあります。また、「甘いことを言うな」「つべこべ言うな」「働かざるもの食うべからず」などのように、ご家族のほうから強引に社会通念や価値観を押しつけることは、ご本人との関係性をさらに悪化させ、事態を深刻化させてしまうことになりますので、注意が必要です。

 

自分というものや社会というものに対して根源的な疑問を抱くこと自体は悪いことではありません。ご本人が自分なりの疑問を深めた結果、外の世界に対する見方を変えたり、自己を見直すことだってありえるのです。ポイントは、ご本人のペースに合わせながら、ご本人の価値観によりそって話を聞いてあげることです。

 

C&Cのひきこもり家族コンサルティングでは、この「なぜ?」を的確に洗いだし、きめの細やかなカウンセリングのほか、レクチャーやホームワークといった手法を用いながら、ご本人の疑問をご家族の方々に共有・理解してもらうことで、ご本人の家族への復帰をはかります。そのうえで、さらなる問題解決の指針を得るために必要なサポートを全力で提供していきます。

 

家族系ひきこもり

 

この類型は、上で述べた2つの類型以外のケースがあてはまります。ご本人のひきこもりの原因が「家族の機能不全」のなかにみつかるケースといってもよいでしょう。たとえば、ご本人が学校や進学・就職で悩みにつきあたった場合に、ご家族がご本人を効果的にサポートしてあげることができなかった結果として、ご本人が不登校やひきこもり状態におちいってしまうといったケースなどが考えられます。

 

極端な例では、過去の虐待などが要因となってご本人のひきこもりが生じることもありえます。いずれの場合も、「ご本人とご家族のメンバーとのあいだの関係性が円滑に機能していない」といった特徴があります。

 

この類型にあてはまる場合に大切なことは、ご家族の皆様が「ひきこもりをご本人だけのせいにしない」ことです。ひきこもりはご本人の努力不足や弱さなどといった単純な原因から生じるものではありません。ご本人の性格やご家族のメンバーとの関係性など、複雑な要因が絡みあって生じる問題なのです。

 

ひきこもりを「家族全体の問題」として共有すること、そして「家族関係を見なおす」ことが、問題解決のためのファースト・ステップになるでしょう。C&Cのひきこもり家族コンサルティングでは、親子関係・家族関係の改善のために効果的なアドバイスをご提供することができます。ぜひ一度ご相談ください。

よろしければこちらもご覧ください

ひきこもりオンラインハンドブック

ひきこもり問題を考えていく上でのヒントになる情報を提供しております。

2段階アプローチとは?

家族への復帰と社会への復帰という二段階の順序についてご説明しております。

 

お問合せ・ご予約はこちら

お電話でのお問合せはこちら

070-4339-2561
LINEでもお問合せができます
開室時間
10:00-18:00
定休日
年中無休(12/30-1/3を除く)

お電話いただいたときに不在の場合は、後ほどこちらから折り返しご連絡いたします。こちらからのお電話に差支えのある場合は、その旨を留守番電話でお伝えください。

 

お電話でのお問合せ

070-4339-2561

お電話をいただいた際に不在の場合は、後ほどこちらから折り返しのご連絡を差し上げることもできます。
ご希望の方は、留守番電話にその旨をお伝えください。電話対応時間は原則10-18時となっております。営業は内容問わずお断りしておりますのでご了承ください。

LINEでもお問合せ受付中

LINEでもお問合せが可能です。以下のボタンを押すと、スマホならそのままLINEに移り、PCではQRコードが表示されます。

お問合せフォームからのお問合せ、ご予約は24時間受付しております。お気軽にご連絡ください。

サイドメニュー