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ひきこもりオンラインハンドブック 
ひきこもりの自立へ向けたカギは「理解」を徹底すること

ご相談を受けるなかで、ひきこもり当事者を抱えるご家族の方から、「一生続く子育てのようだ」と、当事者ご本人に向き合う苦しみを吐露されることがあります。こうした苦しみは、ご本人が社会と上手く関わり合うことができないために、生活のあらゆる面でご本人が手伝ってあげたり、代行してあげたりする必要があることから生じるものでしょう。ご家族の方は、いわば、二人分の人生を背負わされているかのように感じられることでしょう。

 

なぜこうした状況が生じてしまうのでしょうか。その一端は、社会で受け入れられるものとは異なるご自身の特性をご本人がまだよく自覚・理解されていないことにあります。自分の特性を自分でもまだよく理解していないため、上手く社会と関わる方法が分からず、代わりにご本人のことを身近でよく知っているご家族の方が、社会とご本人の間を常に仲立ちしてあげなくてはならなくなっているのです。社会とご本人の間で、ご家族の方が常に「同時通訳」する必要に迫られているようなものです。

 

しかし、問題を単にご本人の自己理解不足のせいにすることはできません。多くの場合ご家族の方もまた、ご本人の特性のことをまだ十分深くは理解していないことがあるからです。先ほどのたとえで言えば、ご家族は「同時通訳」を試みる前にまずご本人が持っていることばと文化(ものの考え方)を理解する必要があるのです。もちろんご家族の方は、ご本人を長きに渡りすぐそばで見守ってきたために、ご家庭の外の人々に比べればご本人のことをはるかによくご存知のことでしょう。しかしひきこもり当事者が持っている特性には、ケースによっては発達障害など、専門的知識をもっていなければ明確には特定できない特徴もあります。そしてご家族の方がこうした知識にまだ馴染みがないことで、ご本人との関係のなかで、またご本人と社会との間を取り持つなかで、ご本人の特性にあったコミュニケーションとサポートが難しくなっていることがあるのです。

 

しかし逆に言えば、ご本人とご家族がその特性について理解を深めていくことで、ご本人が自分と他人との違いに気づき、自身の特性となじまない社会の中で自律的に生きていくすべを見つけられる、そしてご家族の方もまたよりよくご本人と関わり、より効果的なサポートができるということでもあります。ひきこもり当事者との関係は「一生続く子育て」ではなく、理解の深化にともなってその大変さもストレスも軽減してゆく余地があるのです。

 

そのためにはまず、ご本人を身近で支えてあげられるご家族の方が、ご本人についてよく理解してゆくことが効果的です。 しかし相手のことを上手く理解できずに苦しんでいるのはご家族の方だけではありません。ご本人もまた、自分とは異なる特性の持ち主であるかもしれない社会やご家族の方とを理解しようと苦しんでおられるかもしれません。そのため、ご本人とご家族との間で相互に理解が進むことも大切です。

 

その際には、異文化理解の場合と同様で、「この人はとにかくこういうものだ」という皮相的な理解では、問題の解決に至ることはできません。ご本人がどのような特性を持ち、その特性からどのようにしてご本人が取る一つひとつの言動が出てくるのかを、ご家族の方自身が腑に落ちるまで理解を深める必要があるのです。最初からご本人のことを完全に理解しなければいけないなどということはありません。少しずつでも理解が進んでゆけば、それにともなって両者の関係はスムーズなものになり、ご家族の方のストレスも軽減されてゆくはずです。

 

そして当相談室には、豊富な相談実績と専門的知識を背景に、このプロセスを丁寧にサポートする用意があります。当相談室には、ご本人がひきこもってしまうに至った背後にありうる3つの要因と、そのそれぞれのケースに応じて提供できる臨床心理の専門的知見があります。また初回の相談での綿密なインテークと継続的なカウンセリングを通じて、ご家族の方もまだ注目されていない面からご本人を理解していく手助けが可能です。そしてこのように積み上げた理解をベースに、ただお話を伺うだけで済ませるのではなく、二段階アプローチに基づいて、ご本人とご家族との間で相互理解を深めていくための適切なアプローチを提案するコンサルティングを行うことができるのです。

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本サイトを運営している相談室「C&C」では、「ひきこもり」当事者やご家族のご相談を中心に各種相談にのり、問題解決の手助けをしております。お悩みを抱えている方は、こちらのトップページより当相談室の概要をご確認のうえ、ぜひお問い合わせください。

本人と対話が難しい場合は第三者に相談し、孤立を避けましょう

ひきこもりの当事者を抱えるご家族の方が一人で問題を抱えて孤立してしまうことがあります。孤立状態に陥ることを避けるため、ひきこもりの問題については第三者に相談することを検討してみましょう。

ひきこもりの何が問題なのか 「機会損失」の観点から

ひきこもりの問題が社会的なレベルで大きな問題となっています。しかし、そもそもひきこもりの状態に陥ることの一体何が問題なのでしょうか。「機会損失」の観点から考えてみましょう。

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