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ひきこもりオンラインハンドブック
発達障害やASDなど「ラベル(診断名)」は相互理解の促進のためのものである

ラベルには本来、相互のより円滑な
関わりを促進する役割があります

色々なケースの中で、依頼者のご家族の方の状態に障害名が付いているということがあります。例えば、適応障害や自閉スペクトラム症(以下ASD)などです。そういった場合に、必ずしもそういった診断名が依頼者様の生活の中で活用されていないということが見受けられます。専門家としては、憚りながらそういった現状に驚かされることがあります。積極的に活用されるべきことが活用されていない状況だからです。とはいえそもそも、診断名はどのように機能すべきものなのでしょうか?

 

精神障害や発達障害といったラベルは、様々な仕方で利用可能です。例えば、障害年金の受給が可能になるかもしれません。会社や大学などの大きい組織に対して合理的配慮を求める根拠にもなります。しかし、最も重要な利用方法は、身近な人との相互理解の促進です。障害名のラベルが付いていないと、同じ行為について客観的に正確でない評価がなされてしまうことがあります。同じ行為でも障害の影響の有無によって評価は全く異なるものだからです。例えば、ASDの人は定型発達(以下定型)の人と同じ仕方でコミュニケーションしません。ASDの人がASDであるということを知られていないと、その人の言動は定型の言動として解釈されてしまいます。そうすると客観的に検討外れの解釈(「失礼な人だ」など)が導かれてしまいます。ラベルには、その持ち主の特性を簡便に相手と共有し、前述のような誤解を防ぐ役割があります。

 

逆にラベルがこのように機能していないということは、日本社会の無残な現実を表しているとも言えます。日本社会ではラベルがミスコミュニケーションを避けるための工夫ではなく、排除の原理として使われています。例えばASDなら、ASDの人と適切に関わり合うための情報としてではなく、そういった人をのけものにするための目印として使われているということです。このことは深刻な歪みをもたらしています。というのも、そういった目印が付いてしまい排除されることを恐れるために、自己の特性を相手と共有してミスコミュニケーション解消を図るためにラベル(診断名)を獲得するという、ラベルの本来の目的が阻害されているからです。

 

個人におかれましては、実際に自分のケースでラベルがどのように活用できるか、という具体的な観点から診断を受けるかどうか検討していただく他ないと思われます。個人を取り巻く社会環境がそのラベルの持ち主にどういった態度を持っているか(差別的なのか公平なのか)は、各人ごとに異なるからです。しかしそもそもラベルをコミュニケーションの改善のために利用するという発想をお持ちでないかもしれません。そういった場合は、ラベルを利用した問題解決のモデルケースをぜひご説明したいと思います。

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