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C&C ひきこもり家族コンサルティング
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「ライフプランの作成要求を止めるべきである」
引きこもり問題の背景にはしばしば発達障害があります。むしろ発達障害が存在している場合など支援の必要性が隠れているからこそ、引きこもり事態は問題であると言えます。ただし、本人が発達障害者であるという医師の診断を未だ受けていない場合、引きこもり事態の全体像がよく分からない段階で支援が始まります。そういった際にまずご家族にお願いしたいのは、本人に対して将来の見通しについて要求するのをやめることです。
しばしば引きこもり事態においては、将来の見通しが不明確になることがあります。そして、そういった場合に、引きこもり本人の親は、本人に対して将来の見通しを示すように要求しがちです。要求は高圧的な場合も丁寧な場合もありますが、相手に対して責任ある応答を求めるという点では同じです。こういった要求が問題であるのは、発達障害がまさに責任に関わる障害であるため、ちょうど障害によって本人が実行不可能なことを求めていることになってしまうからです。
正確に言えば、発達障害者が苦手としているのは、責任に関するコミュニケーションです。本邦では、子供が親から自立することが、子供が親との間で(主に経済的)責任を引き受けることを明示するという機会の出現に依存しています。発達障害者の多くはこれを実践できず、そのために子供が親から自立する機会自体が失われるということが、引きこもり問題の実質であると言えます。
こういった状況に陥ってしまった際に、親の側はパニックになることなく、問題を見極めなければなりません。責任に関するコミュニケーションができずに社会生活から孤立してしまいがちな人に対して、責任に関するコミュニケーションを持ち掛けても何の解決にもなりません。必要なのは、本人に対して適切な支援を提供することであり、それによって親の側の長期への不安も解消されて行きます。だから、まず親の側で問題を悪化させるようなコミュニケーション形態を避けることを学習するということが、対策のための最初の一歩であると言えるのです。
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