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カウンセラーも成長しなければいけません。カウンセラーの成長というのは、カウンセリングについての一人の専門家としてより優れた存在になるということです。しばしば、カウンセラーの能力として共感力ということが重視されてきました。しかし複雑な心理的社会的問題になると、単なる共感力だけでは足りないということもあります。共感力でない方向でのカウンセラーの成長について考えてみましょう。
難しい事案を取り扱っていると、検討中に何か閃きを得ることがあります。そういった際に事案に知的な面白みを感じることができれば、それはカウンセラーにとって大きな成長の証であると思われます。もしかすると、悲惨な事案を前にして面白みを感じるのは、不適切に思われるかもしれません。しかしながら、それは共感力に偏ったカウンセラー観があると思われます。依頼者や関係者を前にして話す場合はともかく、他のカウンセラーと議論したり自分一人で検討したりしている際に重要なのは、事案を正確に把握することであり、共感することではありません。
事態を正確に把握するために重要なのは、感情に惑わされず理性的に判断することです。事案に知的な面白みを感じることができるのは、感情に惑わされず、純粋に知的な問題として事案を捉えられたことを意味します。これは共感力中心の教育を受けてきたカウンセラーにとって中々難しいことである一方、大きな知的な達成でもあります。問題を理知的に捉えて初めて、依頼者に対して共感するだけでなく、客観的に重要なポイントを理知的に説明することができるようになるからです。
これらのコメントは、共感力の価値を軽く見るものではありません。カウンセラーが依頼者や関係者に対して共感することは、ほとんどの場合で必要なことです。ただ共感だけで十分であるのは、依頼者や関係者が十分な自己解決能力を持っている場合に限られます。事案が非常に複雑になる場合、カウンセラーだけが問題の所在を見通すことができるということもありえます。カウンセラーが知的に成長して初めて、依頼者のためにそういった複雑さをカウンセラーが解きほぐすことができるようになるのです。
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身近な人が自分の話に共感してくれない、という悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
いつも「なぜ共感してくれないの!」と思ってイライラしたり悲しくなったりしてしまっていませんか?いつもそういったことを繰り返していては心の健康を損なってしまいます。どうしたら良いでしょうか?
「自閉スペクトラム症の人は共感が苦手だ」と紹介されることがよくあります。しかし自閉スペクトラム症の共感能力というポイントについては、普通思われているよりも注意深く理解する必要があります。
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