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定型がASDから思わぬ恨みを買ってしまう背景の考察(ASDと定型との付き合い方58)

定型発達の人(以下では定型)が自閉症スペクトラム症の人(以下ではASD)から思わぬ恨みを買ってしまうということがあります。ここで「思わぬ」というのは、恨みを買った当人にとってその恨みが突然で不可解に感じられるということを言います。およそ恨みには一方的なものがあるとはいえ、定型とASDとの間には恨みに関する特有の事情があると思われます。

 

一つには、定型がASDよりもはるかに両義的で曖昧な発言を好むということがあります。定型は他の定型が自らの発言の曖昧さをそのまま受け取ってくれるものと信じています。しかしながら、ASDは両義的な事柄に対する把握能力が低く、定型が両義的に発言していることを、何らかの一義的で明確な意味内容を持つものとして捉えがちです。そのため、定型としては自らが意図したよりもはるかに攻撃的な内容として発言を(ASDに)受け取られるリスクがあり、これが恨みを買う原因構造になっています。

 

関連するポイントとして、定型はASDよりも損得を前提にしたやり取りをしているということもあります。定型が複数の解釈がありうる発言をしている時には、定型は発言者に有利な解釈を聞き手が採用することを前提にして発言することが一般的です。それに対してASDは複数の解釈を中立的に判定するため、発言者に対して不利な解釈を採用してしまう場合があります。これも定型にとっては揚げ足取りをされているように感じられる受け取られ方であり、結果として思わぬ恨みを買ってしまっているということがあります。

 

定型とASDとの関係性によって生じる問題は、解決が非常に難しいとはいえ、原理的には解決可能なものです。それは結局のところ、定型とASDとの間に存在する相互誤解に基づくからです。双方が自他の違いを正確に認識すればするほど、誤解の余地は少なくなり、トラブルに発展する可能性が少なくなります。両者の違いに関する認識が社会に広まり、不幸な誤解が減っていくことを願ってやみません。

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