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ASDの疑いがあれば幼少期に診断を得ておくべきである三つの理由

発達障害であるかどうか医師の診断を受けることの社会的重要性については、まだ知られていない側面があります。幼少期に子供が発達障害であるかもしれないという疑いを持った方には、直ぐに精神科で医師の診断を受けられることをお勧めしております。というのも、以下で説明する通り、本人が大人になってから病院で診察を受けることにはいくつもの問題点があるからです。

 

第一に、子供の発達障害だけを診断できる医師の方が、大人の発達障害も診断できる医師よりも圧倒的に数が大きいということです。そもそも大人の発達障害に関しては、診断が可能であると謳っている病院の数自体が少なく、有名な病院については予約が数ヶ月待ちということもあります。これは医学的な事柄として子供の診断よりも大人の診断の方が難しいためであると思われます。診断機会という観点から、子供のうちに診断を受けるということが合理的であると言えます。

 

第二に、子供時代に発達障害であるということが分かれば、発達障害の子供に相応しい養育や教育を受けることができるようになります。もちろん親が子供の実情をよく踏まえた上で対応するのであれば、子供が発達障害であるかどうかを知らずとも、ある程度まで適切な環境作りが可能であるということは事実です。しかしながら、社会の側ではある程度一律にされた教育メニューに当てはめて本人を教育しようとする訳ですから、発達障害という一義的なラベルを本人が持っていた方が、より本人に対して適合した環境で過ごすことができるのは間違いないと思われます。

 

第三に、本人の自己イメージの変更が難しくなってしまうという問題点があります。これは最も見落としがちな点です。大人になってから発達障害であるかどうかが重要になるケースでは、本人と周囲との間にコミュニケーション摩擦などの人間関係的トラブルがあるというケースが多いです。そういったケースでは、本人が素直に自分の障害の可能性を認めたがらず、他の原因に問題を帰着させようとする場合が非常に多いです。周囲の人々が本人に病院での受診を勧めても本人が頑なに拒否してしまうということも多々あります。こういった態度は、障害の発覚による自己イメージの変更が非常に大きいためであると考えられます。特に日本社会では障害の有無によって大きな違いがあるものと見做されやすく、自己イメージの変更を避けるために、本人が受診という(客観的観点からは)合理的な行動をとらない事情があるということです。

 

これらの問題点を考えると、少しでも疑いがあるならば、幼少期に医師の診断を受けておくということは非常に合理的な選択であると思われます。診断機会が比較的多く、その後の養育や教育を本人に相応しいものにすることができ、本人の自己イメージを後から変更するという多大な労力を回避できるからです。病院に行って診断を受けるということには大きな心理的ハードルがあることが普通ですが、メリットをよくよく考えていただくことをお勧め致します。

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