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両義性と一義性という観点から再考する「ひきこもり当事者にとっての発達障害診断の価値」

ひきこもり問題においては、医師の診断によって本人の障害の有無を確認することが非常に重要なファクターです。一般論として、医師の診断に基づいて行動することは合理的であると考えられますが、ひきこもり問題においては特に医師の診断を受けることが重要と思われる理由があります。その理由をこの記事では両義性と一義性という観点から考えていきたいと思います。

 

そもそも診断ということは事態を非常に一義的に捉えるものであると言えます。発達障害であるかないかは、非常に一義的に決まっています。ある人が発達障害であるかもしれないし、そうでないかもしれない、という状態は両義的な状態そのものです。医師以外の人間がひきこもり本人の発達障害の可能性に思い至っても、両義的な状態ではそれ以上行動することができなくなってしまいます。医師の診断でその点が一義的になることによって、本人が発達障害であるという事実、あるいは本人が発達障害でないという事実に基づいて、対応を決定することができます。(発達障害グレーゾーンというものもありますが、診断の一義性を確保しようとするからこそ逆に中間領域が生まれてくるという関係にあります。)

 

また、一般的に、ひきこもり本人は一義的な事柄に強いこだわりがあり、両義的な事柄に対する理解力が低い傾向があります。この傾向の原因の一つになっているのが発達障害です。原因が発達障害であるかどうかにかかわらず、一義的な事柄を求めるひきこもり本人は、上述したような発達障害であるかどうかがはっきりしない場合に、その推定を前提に行動することに対して強く反発する場合が多くなります。そのような反発を乗り越えるためには、診断によって一義性を確保することが必要になります。

 

何事においても一義的に事態を把握することは価値があることですが、ひきこもり問題においては本人の傾向性のために、その価値がさらに高まっています。大抵のケースで、診断を受けることが問題解決の突破口になるのは、このような事情があるからです。周囲の人の一方的な想定に基づいて本人に特定の解決策を押し付けるのではなく、本人も受け入れざるを得ないような一義性ないし客観性に基づいて関係性を組み立てていくことが大切です。

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