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ASD(自閉症スペクトラム症の人、以下同様)と定型(定型発達の人、以下同様)では、どれくらい一義的なのか両義的なのか程度が異なるということを述べてきました。ASDの言動は定型のそれに比べて一義的であり、定型の言動はASDのそれに比べて両義的です。この差異からミスコミュニケーションが生まれます。では、ミスコミュニケーションを避けるためには、当事者はどのように言動を変化させていくべきなのでしょうか? この記事ではその点を明らかにしたいと思います。
基本的には、どれくらい一義的(両義的)にするのかという程度を合わせないと、上手く会話することができません。そこでその程度を両者の間で調整しない限り、ストレスフルな会話を回避することができません。そして調整の方向は、より一義的である方向しかありえません。それには二つの理由があります。
第一に、ASDにとって両義的なことを両義的なものとして理解するということは、先天的な障害のために難しくなっています。他方で、定型は適切な教育を受けることで、両義的なことを一義的に変換していくことができるようになります。変更可能性は定型の側にしかないので、定型がASDに合わせてより一義的な話し方をしていく必要があります。もちろんASDも自分がマジョリティの定型ほど両義的な言動への対応力がないということを知識として知ることはできます。病院において診断されることの価値はこういった知識の獲得にもあります。自他の相違に関する知識さえあれば相手に対する許容度も高まるからです。他方で、知識を持っていたとしても両義的な言動への対応力そのものが大きく改善することはありませんので、定型の側に配慮が求められているという現実に変わりはありません。
第二に、一義性が両義性より優れているということは社会ないし文明の基本的前提とでも言うべきことです。少なくとも社会のパブリックな領域においては、一義性が両義性より価値的に優れているということは当然視されています。そのことの究極的な当否はさておき、社会のパブリックな領域と整合的に生きていくためには、両義的なことを一義的なことに変換していくことによって解決するという道しかありません。この点でも定型が自らの両義的な傾向性を改めて一義的な言動を実践可能にしていくということが望まれます。
以上要するに、定型が適切な訓練を経て、一義的な言動をASDとの人間関係で実践することが、ミスコミュニケーションを避ける唯一の方法です。このような改善自体に多大な労力がかかり、労力自体を避けることにも一定の合理性はあります。つまり定型とASDとの間のコミュニケーション自体を回避するということです。しかしながら最低限のコミュニケーションまで避けるということは普通の状況ではできないことも多く、ミスコミュニケーションに対する正攻法は、定型が一義的な言動を身に付けていくということにあると言えると思われます。
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