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相談機関において相談員の能力を向上させるにはどうしたら良いでしょうか。世の中には心理的な問題を利用者が相談するための組織が複数存在しますが、相談を受け持つ相談員の能力は大いに相談員個人の資質に依存してしまっているように思われます。この記事では利用者にとってより良い相談機関を実現するためにはどうしたら良いのかを考えます。
多くの人々が心理的な問題を専門家に相談することができるようになるためには、各種相談機関を拡充していく必要があります。しかしながら、相談機関に所属している相談員の数だけ増加しても、相談機関自体の実力が向上しているとは言えません。相談機関の実力は、所属している相談員が実際に利用者の力になることができる能力に依存しているからです。練度の低い相談員の数が多かったとしても、利用者にとってより良い相談機関であるとは言えません。そこでどのように相談員の能力を向上させていくかが問題になります。
相談機関を離れて教育機関において能力を向上させるという試みはありえます。もちろん臨床心理士や公認心理師になるためには大学で正式なトレーニングを受けているかそれと同等の経験があることが必要になります。大学等の教育機関において受けているトレーニングを改善することができれば、相談員の全体的な能力も改善されると思われます。しかしながら、一つの相談機関で受け持っている相談の種類には限定があります。心理的な相談のヴァリエーションが多岐にわたることを考えると、特定のタイプの相談についての訓練を教育機関だけで提供することには難しさがあります。
したがって、相談機関自身において相談員が技術を磨いていけるようなオンザジョブトレーニングの仕組みが必要になると考えられます。そしてそのような仕組みのために不可欠なのが、複数の相談員が一つのケースに関わるということです。複数の相談員が同じケースに関わることは、相談員個人の価値観や独断に相談内容が左右されることを防ぐということなど、多くの利点があります。しかし特に注意を喚起したいのは、技量レベルの異なる複数の相談員が関わることで、相談員の実践的能力を自然に引き上げていくことができるということです。新入りの相談員がベテランの相談員の実務を直接に見ることが、結局のところ最も効果的な学習方法ではないでしょうか。
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