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自己評価の低い人を慰める際に、しばしばやってしまいがちなことは、自己評価それ自体を本人と争うことです。つまり自己評価を上げるような事情を色々と挙げて説得しようと試みることです。一般に他人を説得することが深刻な場面で役立たずであることと相違せず、自己評価を説得によって改善することは困難です。しかし他に有力な方法があります。
その方法とは、自己評価を正確に行うことが一つの能力であるということに気付かせることです。自分自身であれ他人であれ、評価を適切に行うということは一つの能力です。自己を低く評価するためには、そもそも自己を評価する能力を持っていなければなりません。ポイントは、自己評価をする能力を高く自己評価しているのでなければ、人は自己評価が低くなることなどできないということです。
この点が重要なのは、他人が気付いていない能力を他人が持っているということに気付かせることが課題なのではないからです。他人が持っている隠れた能力を指摘するということは一般に難しいですし、本人にとっても信じられないような話です。だから一般にこのような論法は効果的ではありません。この記事で述べているのは、自己を低く評価することそれ自体に少なくとも一つの能力の肯定的評価が必然的に含まれているということです。これは構造的な指摘なので、本人の心理的事実によって覆されるようなことではありません。
以上の方法は詰まる所、自己評価の低さにまつわるある種の自家撞着を暴き出すという方法です。自己評価の低い人が本当に言えることは、むしろ肯定的に自己評価をすることができないということです。あるいは評価されるべき長所がないのではないかという恐れがあるということです。自己評価ができないということであれば、本人に代わって評価できることを探していくこともできます。しかしその前提として、本人が自己評価できているという(恐らく矛盾の隠れた)前提を放棄してもらう必要があります。
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