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この記事はひきこもり等の相談業務に関わる相談員向けのものです。多くの相談機関の相談事務において、相談員は継続の相談の場合でも、面談に際して原稿を作成して説明するということをしていないと思われます。しかしそれは残念なことと言わざるを得ません。事柄の複雑さからすれば相談業務において相談員がアドバイスする場合に原稿を作成することには大きなメリットがあります。以下では大きく分けてメリットを二つ解説したいと思います。
第一に、相談内容を最適化することに役立つというメリットがあります。相談機関における相談内容を口頭でアドリブで話すと、どうしても話が整理できなかったり重複が残ったりしてしまいます。相談者も忙しい中で相談機関を訪れている訳ですから、話が無駄に長くなることは避けなければなりません。重要なアドバイスを的確に行わないと、相談者の集中力が持続しませんし、的外れな労力を割いてしまいます。原稿を書いていれば、相談員のアドバイスが事前に整理され、無駄な話に相談者を付き合わせる恐れが減ります。
第二に、相談内容を客観的に評価することができるというメリットがあります。原稿を書くことで、相談員も自分のアドバイスと距離をとることができます。特に家族問題などは個人の価値観が混入しやすい難しい事象です。相談員の価値観が相談内容に入ってしまうと、相談者の問題を合理的に解決していくことに対してマイナスになります。そういったバイアスを防ぐために原稿を書く必要があります。原稿を書いていれば複数人が相談業務に関わることも簡単になります。経験の浅い相談員であっても、十分に経験のある相談員の事前に原稿を見せることで、アドバイスの質を向上させることができます。
これらのメリットだけでも十分に原稿を書く作業に値すると思われます。もちろん原稿を書くメリットはこれらに留まりません。例えば、原稿を書くことによって後から相談内容を振り返ることも簡単になります。もちろん原稿をわざわざ執筆することは最初大変ですが、だんだん慣れていくことができます。相談機関で相談業務に従事している方は、ぜひ仕事に原稿執筆という一手間を加えることを検討してみてください。
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「自閉スペクトラム症の人は共感が苦手だ」と紹介されることがよくあります。しかし自閉スペクトラム症の共感能力というポイントについては、普通思われているよりも注意深く理解する必要があります。
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