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自己決定の重要性について他の記事で力説してきたところです。ひきこもり問題の解決の鍵は、自己決定の尊重が握っています。ひきこもり本人が自分のことを自分で決めることができて初めて、ひきこもり問題が解決します。しかしながら、自己決定の尊重に何か不穏な考えを感じる方もいらっしゃるかもしれません。多分それは自己責任論との関係でしょう。世の中には自己責任論に共感を持っている人もいますが、自己責任論を間違った考え方であると退ける人もいます。この記事では自己責任論の当否自体には立ち入らず、自己決定論(自己決定の尊重)と自己責任論との違いを明らかにして、自己責任論を避けたい人の持つ自己決定論への違和感を取り除きます。
自己決定論が焦点を当てているのは、自己決定を可能にすることには前提があるということです。例えば事実に関して十分な情報を持っていなければ、自己決定が本人にとって有益なものになることはないでしょう。もし自己決定を尊重する根拠が、本人の自由の尊重にあるならば、こういった状況では本人の自由が確保されていないと言えます。あるいは他人の脅されている場合を考えれば、本人が自由でないということはよりはっきりするかもしれません。
自由を重視するという点では、自己責任論も同じです。自己責任論は、本人が自由に決定したことについては本人が結果を引き受けなければならないと主張します。自己責任論も本人が自由に決定したことに本人の責任を限定することに関しては、自己決定論と同じです。脅されて行ったことについても人が責任を負うべきであるように主張するということは、標準的な自己決定論には含まれていません。それでは自己決定論と自己責任論の違いはどこにあるのでしょうか?
違いは、本人が自己決定できていないことを知らない場合に、その不知のリスクを誰が負担するのかというところにあります。自己決定論は、本人が自由に自己決定できていない状況を他者が本人に通知警告等しなければならないということを主張しています。反対に、自己責任論は、本人が自由に自己決定できているかどうかを問わず、形式的に自由であるならば行為の帰結を本人が受け入れるべきであると主張します。両者は、どの程度本人の決定の自由を実質的に考えるのかという点で決定的に異なっていると言えます。
ひきこもり問題において自己決定論が重要である理由は、まさにこの相違点と関係します。つまりひきこもり問題における自己決定論は、本人が実質的に自由に決定できるように環境を整えなければ、本人の責任を論じ始めることができないが、我々の社会は各人が自分の決定に責任を負えるようになっていることを前提にしている、だから本人が自己決定できる環境を整えることがやるべきことである、と発想しています。このような発想は、上の相違点により、自己責任論と両立できない真逆の考えであることは明らかです。この点が理解されれば自己決定論をひきこもり問題の有力な解決策として用いることに対する抵抗感は大きく減少すると思われます。
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