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「悩み」の二つの構成要素としての「合理性」と「妄想」

悩みというものは中々解消しないものですが、それは何故でしょうか? 一方で悩みは全く無根拠のものではありません。それなりの背景があって初めて悩み始めるというものです。他方で悩みが合理的であるということもありません。もし悩みが合理的なものであれば、それはむしろ問題と呼ばれるべきものでしょう。悩みを合理的なものとして理解すると、悩みに特有の心理的にじめじめしたところが落とされてしまっています。この記事では悩みを構成している二つの要素について解決します。

 

悩みの一つ目の要素は、何らかの合理性です。どんな悩みにも必ず多少の合理性があります。合理性が全くないのであれば、自分自身がその悩みの側に立って色々と考えあぐねるということさえできません。ある種の合理性があるために、悩みは深刻なものになっています。というのも合理的な思考が悩みに対して理屈を述べても、相手方(つまり悩みの側)の悩みそのものの合理性を完全に上回ることがなければ、悩みの合理性は対抗する意見として残ってしまいます。悩みのこちら側の一側面は、自分の抱えている悩みの実質的な問題を構成していると言えます。

 

悩みのもう一つの要素は、妄想です。どんな悩みにも妄想が含まれています。完全に合理的な問題として悩みが把握されるならば、どのように問題を解くべきなのか判明していない段階でも、情念は動きません。それは妄想抜きの問題が知的な事柄であるからです。しかし既に述べたように悩みはまさにそのような知的な処理ができないことに問題の確信があります。いくら自分に対して合理性を説いても、何らかの考えが浮かび上がってくることを理屈だけで止めることができません。妄想に対してマインドフルネスという特別な心理的対応が必要になるのは、妄想は理屈だけで何とかなるものではないからです。

 

合理性と妄想の二つの要素は、あいまって悩みを解決困難な問題にしています。単純に合理的な解決を求めるのであれば、よくよく検討したり他人と議論したりすることで解決していきます。単純に妄想であれば、マインドフルネスの技法によって発生させないようにすることも可能です。しかし悩みはどちらかだけの方法では完全に解決することができません。合理的に問題を解決しつつ、それでも発生する妄想をマインドフルネスの技法で対処するという二段構えでなければ、悩みを解決することはできません。悩みは非常に身近なものですが、解決には大きな工夫が必要な複雑さを備えた問題であると言えます。 

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