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C&C ひきこもりオンラインハンドブック
ひきこもりによる親の責任追求に対しては、客観的に不適切な行為のみ不適切性を認め謝罪するのが原則である

ひきこもり相談の多くのケースでは、ひきこもり本人が親の責任を追及しているという事態が見られます。ひきこもり本人は責任追及のプロフェッショナルなどではなく、またコミュニケーション関係も上手く機能していないために、そういった責任追及は非常に曖昧な仕方で行われます。この記事ではそういった場合にどのように対応すべきかを論じます。

 

C&Cでは、こういった場合には、本人が主張しているような過去の事実が存在しているのかどうかを依頼者様に確認致します。本人が根も葉も無いことを述べることは少ないにせよ、ほとんどのケースでは事実誤認や客観的に妥当でない評価がひきこもり本人の話に含まれているからです。こういった責任追及において気をつけるべきことは、とにかく客観的であろうとすることです。客観的でない言説を積み重ねていくと、たとえ当事者である親と子がその内容に一致していても、その内容を第三者と共有することができず、結果的にひきこもり当事者と関係者の社会的な孤立を招いてしまいます。

 

しかしながら、難しいのは、どのように客観的になるのかということにあります。C&Cでは、一つ一つの行為と行為の背景を切り離すように依頼者の方にご説明しております。大抵の不適切行為にはそれなりの背景があります。しかし不適切な行為を不適切だと認めることなく、無限に広がっている背景について論じ出すと、収拾がつかなくなります。背景を論じるポイントは、不適切行為が不適切ではないということではなく、不適切行為の不適切さが軽いということにあると思われます。もしそれが正しければ、親が子に対してなした不適切行為の不適切さを先に認めないと、ひきこもり当事者である子の理解は得られません。

 

コミュニケーション関係が悪いと、親の行為の背景を踏まえて子が不適切さを評価することができないので、親としては相手の評価に不満を持ちやすいということがあります。しかしそういった不満は、過去の行為が適切か不適切かという良識の問題とは切り離すべきです。親としては、過去の行為が客観的に見て不適切である場合は、その不適切性を認めて謝罪等の適切な応対をすべきです。そういった謝罪というポジティブなアクションを一度行っておくだけで、関係が改善することもあります。ただしそういった謝罪は客観的に不適切な行為についてだけ行うべきです。そうでないとやはり親子の間でだけ特殊な規範が設定されてしまい、社会からの孤立を招いてしまうからです。

 

過去の行為についての話し合いは、ポイントを押さえていないと泥沼になってしまいます。しかし蓋をして済ませるということもできません。当事者の方には、いかに適切な反省と総括を行うのかということがひきこもり問題の要点であるということをご承知いただければと思います。

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