C&C ひきこもりオンラインハンドブック
C&Cの料金設定が面談一回ごとである理由

C&Cでは一回一回あたりの面談について謝礼をいただいております。多くの依頼者の方には数回の面談がセットになった報酬形態の方が馴染みがあるようです。そこでこの記事ではなぜC&Cが一回一回の面談あたりの報酬をいただいているのかを説明したいと思います。

第一の理由は、ひきこもり相談の性質上、一回一回を超える計画を立てにくいからです。他の記事でも解説していますが、ひきこもり問題にはご家族だけでなくひきこもりご本人も（当然ですが）関わっています。ひきこもりご家族だけでご相談いただけると言っても、ひきこもりご本人と無関係に問題を解決できる訳ではありません。様々な角度からその都度その都度やるべきことを決定することは可能ですが、今やるべきことをやった後に次に何がやるべきことになるのかは、最初の段階で決められることではありません。決めたとしても最適解でなくなってしまいます。したがって、コンサルティングの内容も一回一回その際の状況に適合したものになっているため、報酬も一回一回に分けていただいております。

第二の理由は、複数回の制度設計は、明朗会計とは思われないためになるべく避けるべきであるからです。もちろんたとえ複数回の報酬をいただいていたとしても、C&Cは一回一回手抜きなしに最善と思われるアドバイスを差し上げます。しかしまとめて報酬を受け取ってしまい、一つ一つ事柄を厳密に検討せずに結果オーライの精神でアドバイスを差し上げるようなサービスも世の中には存在します。報酬をまとめ払いいただくことでそのような事業者と誤解されるリスクがあるため、できる限り明朗な単発の料金体系を採用しております。

これらの理由のため、報酬は一回一回いただいております。これはコンサルが一回限りということを意味しておりません。毎回のコンサルの内容を評価していただけた場合には、再びご来談いただくことを依頼者の方にご判断いただくということになります。効果があるとお考えの場合は、ぜひ再度のご来談をご検討ください。幸いにもほとんどのケースで複数回ご来談いただき、C&Cがアドバイスを差し上げる機会を複数回いただいております。

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