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「あらゆる教育が洗脳なわけではない」理由

教育と洗脳を比較することで
あるべき真の教育が見えてきます

教育は一種の洗脳であると言われることがあります。もちろんこのようなことを言う人も両者が全く同一であるということを言おうとしている訳ではありません。教育が洗脳に過ぎないということは常識に反します。むしろ教育の価値や本質を問い直すための問題提起としてこのような表明を受け取ることができます。教育と洗脳はどのように異なるのでしょうか?

 

まず、教育がどうして洗脳のように見えるのか、ということを確認したいと思います。(教育と同一視されうるような広い意味での)洗脳は、洗脳する主体が洗脳される客体に対して一方的に何らかの意図をもって特定の世界観や思想や主義を持たせるように働きかけることを言います。このような洗脳と教育が同一視されているということはつまり、教育は、教育する主体が教育される客体に対して一方的に何らかの意図をもって特定の世界観や思想や主義を持たせるように働きかけることであると思われているということです。

 

確かに教育は、主体が客体に対して働きかけるものです。しかしその他の点で教育が上のように規定されるかどうかは、不透明です。第一に、教育は必ずしも一方的なものではありません。現代日本で一般的な教育は教師が壇上で知識を説明するというスタイルをとっており、それは「一方的」と批判されうるものであり、実際に批判されてきました。とすると、一方性は教育の本質に属することとは思われません。第二に、教育は特定の世界観や思想や主義を持たせるように働きかけることではありません。むしろ人が世界観や思想や主義を超えてそれらを判定できるように判断力を身につけさせるものです。この点で教育と洗脳は全く異なります。第三に、教育と洗脳は、意図するところが全く異なります。教育は対象者が教育者から自立していくことを目指します。これは判断力を身につけさせることとほとんどイコールのことだからです。反対に、洗脳は、相手方が自分から自立していくこと、自分を自由に判定する立場に相手が立つことを決して目指しません。

 

これらのポイントを踏まえると、教育を洗脳と同一視しようとするのは、やや過剰なレトリックであると思われます。現代日本の教育には一方的な知識の詰め込みであるという側面があり、それに対する批判的視座を確保することは重要ですが、教育が全て洗脳に過ぎないと切り捨ててしまうのは、教育という人間にとって不可欠な活動を無視することにつながります。あるいは、もっと悪いことに、洗脳の正当化に使われてしまうかもしれません。教育という形で洗脳されることを認めているならば、洗脳も認められるべきである、と議論できてしまうからです。いずれにせよ、教育と洗脳を同一視しないということが重要です。

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