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社会への適応戦略としてのASDの鷹揚さ

ASDの鷹揚さの虚実

自閉スペクトラム症(以下ASD)の人物は特に鷹揚(些細なことにこだわらずにおっとりしているさま)に見えることがあります。鷹揚さということは優れた資質であると思われ、実際に鷹揚であるならば、それは望ましいことであると言えます。しかしながら本当に鷹揚なのではなく、鷹揚に見えるだけであるとしたらそれは誤解の原因になりえます。例えば鷹揚な人物であれば笑って済ませるだろうと期待されたことであっても突然怒り出してしまうということがありえます。

 

ASDの特性の一部は鷹揚に見えることと関係があり、ASDの人が単に表面的には鷹揚に見えても、実際にはあまり鷹揚ではないということがあります。そこには次のような事情があります。まず、ASDの人は人間的事象について低い判断能力しか獲得できない傾向にあります。より精確に言えば定型発達(以下定型)の人にしか関係しないような人間の特性に関する判断能力が低くなりがちです。なぜなら世の中の言説は大抵、定型に関する人間的事象しか描写していませんし、その言説を受け取る人物が定型であるということも前提にしているからです。自分がASDであるということを理解し、世の中の言説を割り引いて受け取ることができない限り、必然的に誤解してしまうという構造があります。

 

ASDの人物の中には、うまい具合にそのような人間的事象についての能力の低さを、人間的事象についての許容度を広くすることによって対処している方がいらっしゃいます。つまり他人の大抵の行為についてそれが何であれ許容するというスタンスであれば、一つ一つの行為について判断能力を発揮する必要がないからです。このように受け身に構えていれば判断能力が低いことから生じる問題を回避できます。ASDの人が鷹揚に見えることはこのような判断回避と関係あると思われます。したがって、ASDの人が鷹揚に見えても、本当に度量が広いのかどうかは慎重に調べてみる必要があります。

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