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「考えが変わらないのはわかったから
改めて、その考えを説明して!」
一般に、議論していると相手方の閉じこもった態度に悩まされることがあります。閉じこもった態度というのは、自分の考え方(議論や信念)が変わらないことを相手方に宣言して対話を拒絶するという態度です。この記事ではそういった態度にどのように向き合うべきかということを解説します。
閉じこもった態度を和らげるための方法はいくつかあると思われます。例えば相手の「本当の」考え方が別にあるということを主張するとか、人間が考え方を変更する蓋然性に訴えるとか、単純に良識に従うように要求するとかいったことが考えられます。しかしながらこれはどれも閉じこもった人に働きかけるためには力不足です。
新しい方法として提案できるのは、相手方が持っている相手自身の議論と、その議論に対する相手方の理解を区別するという仕方です。つまり相手がどうしても変えられないと主張している議論を相手方が持っているということを認めた上で、それを今説明するように要求するという仕方です。この要求が果たされれば相手方の議論を検証していけば良い訳ですし、相手がこの要求に応じることができなければ次のアドバイスがクリティカルです。どうして自分が理解していない議論に従っても問題が生じないと言えるのか、自分が理解していない議論に従うべきではない、というアドバイスです。
このような新しい方法のポイントはどこにあるのでしょうか? ポイントは、相手方が特定の考え方を所有しているということを否定する必要がないことです。人間の思考は物理的な事物そのものではなく、そもそも所有の対象にならないとも思われますが、その点を論証することは手間がかかります。したがって、所有している対象であるということは議論のために受け入れて、その所有された議論に対する所有者の理解を問うということがより簡潔な応答であるということになります。
理解のチェック方法が現時点での説明可能性に依存しているということはかなり受け入れやすい前提ですので、相手方のメタ的な理解を問題にすることが、この方法を有効な応答方法にしていると思われます。議論していて閉じこもった態度に議論に悩まされた場合は、ぜひこの方法を試してみてください。
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