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ASDを自覚したら
定型コミュニケーションを
非ネイティブの立場で学ぶことが可能
自閉スペクトラム症(以下ASD)の人と定型発達(以下定型)の人の関係はミスコミュニケーションばかりではありません。両者が良好で有益な関係性を築くことができる場合があります。例えば、定型の側でASDの人が苦手としているところをASDの人のために補うことができる場合があります。典型的なのは、第三者に対してどのように振る舞うべきなのかについてASDの人が悩んでいる時です。
他の記事で解説してきている通り、ASDの人は(定型同士で前提されている)人間関係の機微に関して直感的な把握を欠いています。いわば定型的コミュニケーションのネイティブスピーカーではない訳です。もちろん英会話を学習するように、定型的会話の仕方を学習することが可能ですし、実際にほとんどのASDの人は成長過程においてそういった会話の仕方を学習しています。ですから定型の他者との会話にほとんど困難を感じないASDの人もいます。
他方で、英会話のように、学習に限界があるということも事実です。何年学習してもネイティブスピーカーと区別できない程度に英語を話すことが難しいことと同様、ASDの人が定型的コミュニケーションを完全に学習することにも難しさがあります。そういった場合にASDの人はどうすれば良いでしょうか? 解決も英会話と同じだと思われます。つまりネイティブスピーカー=定型に、どのように振る舞うべきなのか尋ねるということです。(定型の人との)人間関係に成功しているASDの人の多くが、良き定型の助言者を持っていると思われます。
ASDという診断の価値は、こういった側面に現れます。もし自身がASDであるとの診断を受けていれば、定型的コミュニケーションについて学ぶために、定型の人に質問しようという気になるでしょう。しかし診断を受けていないとすればどうか。自分をネイティブスピーカーと誤解している人は、ネイティブスピーカーに会話の仕方を尋ねたりしないでしょう。するとASDの人は定型的コミュニケーションの学習において一つの手段を奪われてしまっていると言えるでしょう。したがって、定型の人からアドバイスをもらうという意味でも、自身がASDであるという診断を精神科で受けることには、大きな価値があると思われます。
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「自閉スペクトラム症の人は共感が苦手だ」と紹介されることがよくあります。しかし自閉スペクトラム症の共感能力というポイントについては、普通思われているよりも注意深く理解する必要があります。
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