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言葉を文字通りに受け取るASDに対して安請け合いは禁物である(自閉スペクトラム症の人と発達障害の人との付き合い方㉔)

ASDに安請け合いは禁物です。

定型発達(以下定型)の人が自閉スペクトラム症(以下ASD)の人とのコミュニケーションで失敗するパターンの一つに、安請け合いしてしまうということがあります。安請け合いという言葉は、自分の力量を超えているかもしれないのに何らかの働きを行うことを他人に対して約束する行為を指すと思われます。一般論としては、安請け合いという行為がよくないということは良識の一部であると思われます。しかしながら、ASDの人と定型の人とのミスコミュニケーションにおいて安請け合いが特に問題なのはなぜでしょうか?

 

一つには、安請け合いのリスクがASDの人と定型の人との間では、定型の人と定型の人との間でよりも、高まっているということがあります。それは安請け合いに対する期待の調整が上手くいかないからです。なぜでしょうか? 定型の人と定型の人で安請け合いが一応何とかなるときは、請け合ってもらった方も半信半疑です。つまり請け合ってもらった側も安請け合いであるということを承知しているという場合です。こういった場合は安請け合いしたことが果たされなくても謝って済むと思われます。もっと言うと謝ろうとしても請け負われた側が寛大に「謝る必要はない、もとより可能であればお願いするという趣旨だった」といったことを言ってくれるかもしれません。

 

他方で、ASDの人と定型の人との間では、このような期待の切り下げが相手方に上手く働かないことが多いです。つまり定型の側がASDの人に対して安請け合いしてしまうと、ASDの側は定型の人と同じように定型の人の言葉を受け取る訳ではありません。ASDの人は比較的文字通りにその言葉を受け取ります。もちろんASDの人も相手方の力量が足らないのではないかといったことを疑うことはします。したがって請け負われたことが実際に実行されなかったときに請け負われた側に客観的な危険が(定型の場合よりも)より多く発生する訳ではありません。

 

むしろ問題は両者の間の帰責関係にあります。安請け合いされたASDの側は、ASD側が半信半疑だったということを以って定型の側を免責するというスタンスを採用しない傾向があります。つまり最初から半信半疑だったとしても、だからといって定型の側の安請け合いが許される訳ではないといった見方を採用する傾向にあります。要するに、定型の人がASDの人に対して安請け合いしてしまうと、後で責められるということであり、定型相手に安請け合いをする場合に後で謝って済むようにはASDの人に対して謝って済むとは限らないということです。このようなミスコミュニケーションを避けるために、定型の人は特にASDの人との関係では安請け合いすべきではないと言えます。

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