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支援の類型と支援の必要性の混同してはならない(支援の三段枠組みを展開する)

支援枠組みの三段階は、ひきこもり支援において混同されがちな次の二つの事柄を適切に区別することの重要性を明らかにするために役立ちます。それは、支援の類型と支援の必要性を混同してしまうことです。ここで支援の類型とは、ひきこもり状態のことであり、支援の必要性とは、当事者が客観的に見て支援を必要としているということです。この二つが混同されやすいことには理由があります。

 

まず、支援の類型には妥当するが、支援の必要性が無いというタイプの人々の例が現代日本では少ないからです。恐らく高等遊民はひきこもり類型に当たることがありえ、その場合に高等遊民は客観的な支援を(少なくとも典型的なひきこもりに比べて)必要としていないと思われます。しかしながら、高等遊民のケースはほとんど問題化しておらず、現実に相談機関に来所されるようなケースでは、何らかの支援の必要性があると結果的に判明する場合が圧倒的に多いです。このため、支援の類型があることは事実上は支援の必要性があることであるという仕方で短絡が起きてしまい、支援の類型と支援の必要性を区別し続けることが難しいのです。

 

それにもかかわらず、支援の類型と支援の必要性を区別することには重要な意義があります。それは、支援の内容は支援の必要性に応じて与えられるのであって、支援の類型に対して与えられるものではないからです。例えば、ひきこもり類型に当たる人が発達障害の特性を持っている場合に、支援の必要性はその特性によって基礎付けられていますし、支援の内容もその特性に応じたものになります。支援の内容は支援の類型によって決まるものではありません。ひきこもり類型自体は一つのライフスタイルに過ぎず、それ自体が責められるべきものではありません。それにもかかわらずこの類型が支援と関連付けられているのは、そのようなライフスタイルを採っている人は、そのようなライフスタイルを自らの特性によって実質的に強制されてしまっている場合があり、支援によってその強制を解除する必要があると思われるからです。

 

支援の内容を支援の類型によって与えようとするスタンスが、いわゆる引き出し屋のスタイルです。引き出し屋には法的社会的に問題が指摘されてきましたが、そもそも支援について根本的に誤解した関与形態であるという批判も可能であると思われます。支援内容は支援の必要性との関係で決まるべきであり、支援の類型に妥当しないように現実を改変することは、問題の隠蔽に他なりません。支援の類型と支援の必要性を区別することで、隠蔽ではない事柄に即した改善が初めて可能になると思われます。

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