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自分の思考や行為を相手の出方に依存させないことで心理的な安定が得られることについて

コミュニケーションが上手くいっていない相手とコミュニケーションすることは、非常にストレスフルです。そういったストレスは、相手がどう出てくるか色々と考えあぐねることから来ています。すると原理的な解決策は明らかです。それは相手方の出方によらずに自分の主張や態度を一義的に決めるということです。次に自分が相手方に主張すべきことが相手の態度や方針から完全に独立であれば、思い悩むこともかなり減らせます。

 

では、どのような自分の主張や態度を一義的にしておけば良いでしょうか? それは自分の行動指針をなるべく抽象的にまとめてくれる何らかの原理を持つことです。そういった原理が人間の行動力を増加させることはよく観察できることです。例えば、自分の利益を最大化することを自分の行動指針にしている人は、そのような指針を持たない人よりも経済活動において有利であることは明らかです。コミュニケーション関係においても、何らかの原理があれば、同じような一貫性や整合性を獲得しつつ相手との人間関係を組み立てていけるでしょう。

 

どんな原理を相応しいと考えるのかは、個人の決断によるのですが、ここでは正義という原理を特に取り上げてさらに検討していきます。正義はそもそも社会的にも好まれかつ望ましいとされる原理です。実は、正義は社会全体にとってメリットがある個人の行動原理であるだけでなく、個人レベルでもなるべく自分が正しくなるように行動するということを決めておくと思い悩むことをかなり減らすことができるという心理的メリットがあるのです。少なくともこの点で正義は個人の行動指針としても有益です。

 

ここで注意が必要なのは、コミュニケーション関係における正義という行動指針では少なくとも、仕返しや報復を正しいものとして認めるべきではないということです。なぜなら仕返しや報復といったことがどんなに正しいことだと思えても、こういったモードの行為はまさに相手方の態度に依存しているからです。相手が正しいことを行なっていれば自分も正しい態度に出るが、相手の不正があれば自分も相手に不正をして良い、といったスタンスは、自分の側での行動指針を分岐させてしまいます。

 

したがって、心理的安定のための原理として使えないということになってしまいます。したがって、ここでお勧めしているのは、例えば正義を自分の行動指針にしてそこから自分がやるべきことを演繹すれば相手方の行為との連関が切断されるので、心理的な思い悩みをかなり減らすことができる。ただし、相手方の行為に対する報復や仕返しは相手方への依存を深めてしまうので、少なくともここでいう正しいことには入れない、ということです。

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