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ひきこもりオンラインハンドブック
ことばの一義性と解釈の傾向(自閉スペクトラム症の人と定型発達の人との付き合い方㉛)

ASDの人と定型の人とでは、
ことばを一義的に解釈しようとする
傾向に大きな落差があります

自閉スペクトラム症(以下ASD)の人と定型発達(以下定型)の人の摩擦ポイントとして、発言内容をどの程度一義的にするのかをめぐる問題があります。つまり、コミュニケーションの際にどの程度まで、曖昧さでなく誤解の余地の少ない表現を選ぶように努めるかという問題です。この記事ではASDの人と定型の人の会話習慣の違いを、一義性という観点から明らかにしたいと思います。

類型的に見れば、定型の人の発言内容はASDの人の発言と比べると多義的です。同じ文言でもいくつもの解釈を許容するように発言していますし、相手方に対して解釈の余地が残る形で伝達することが意図されています。さらに定型の人は、話し手に有利な解釈を採用するようにも求めていると思われます。つまり、定型の話し手は(定型と想定された)聞き手に対して、話し手の発言についての多様な解釈が可能であるままに伝達しようとし、その上で聞き手が話し手に最も有利な解釈を採用するということを期待しています。

このような定型の発話習慣が、ASDの人との関係で問題を生むことがあります。ASDの人は定型の人ほど多義的に発言する習慣は見られません。(もしかするとそのために)定型の人の発言を言葉どおりの解釈の余地の少ないものとして受け取る傾向があります。そうすると、定型の人の観点からすると複数の解釈が可能であっても、自分が思い付いた解釈以外に何か解釈がありうるのかどうか探究しようとしません。それはおそらく、高々一つしか解釈がないのであれば、二つ目の解釈を探究する必要がないからです。そして、自分が採用した解釈に基づいて定型の人に対して応答することになります。

ここでASDの人が応答に際して採用していた解釈が定型の人にとって有利である場合は、問題ありません。しかしながら、定型の人にとって比較的不利な解釈に基づく応答がされている場合は、定型の人からその応答を見ると非常に攻撃的に見えます。というのも定型の人は、ASDの人が定型の人からすると些細な言葉尻をとらえたり、杓子定規に文言どおりの意味にこだわり、複数の解釈のうちで自分に対して不利な解釈をあえて選んでいる(そしてそれに基づいて応答している)と誤って想定するからです。したがってこれはASDの人が定型の人の怒りを買ってしまう原因になりえます。

このようなASDと定型との相違は、ASDの人の解釈能力によるのかもしれません。ただし、事情はもっと複雑かもしれません。単に定型の人は類型的に解釈能力が高く、ASDの人は類型的に低いというわかりやすい図式ではなく、そもそも根本的な前提のすれ違いに問題の根があるかもしれないからです。つまり、ASDの人は定型の人とは違って話し手に対して言外の意味をとらえてまで好意的な応答をするという前提がなく、そのために発言の期待された解釈に気付かないということはありうると思われます。このすれ違いの問題は今後とも積極的に検討して記事にて紹介していきたいと思います。

いずれにせよ、ASDの人と定型の人とでは発言の解釈余地に関する習慣が異なるので、両者の間のコミュニケーションではその違いを意識しておく必要があります。お互いが対等に会話している場面では、ASDの人は定型の人の話している事柄について(文字通りでない)多義的な解釈が可能であるということを意識し、定型は定型でなるべく自分の話している内容を一義的なものにするということが、求められていると思われます。

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