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ひきこもりオンラインハンドブック
もう十分に反省したら、その次は?

反省はより広く・深く重要な事実に
気づいていく多段階的なプロセスです

ひきこもり家族コンサルティングでは、依頼者様の問題を解決するために、当相談室のサポートの下で、依頼者様ご自身に過去のことを反省していただくことがあります。その際によく受け取るご質問は「過去のことは十分に反省したのですが、次は何をすれば良いのか?」といったものです。この記事では、そういった質問に対して当相談室がいつもお答えしていることをまとめてみます。

当相談室はそのようなご質問に対していつも次のように答えております。「反省できたのは大変喜ばしいことですが、もっと反省すべきことを探してみてください」このようなお答えは多くの依頼者様を戸惑わせます。というのも多くの方が反省を一段階で捉えているからです。おそらく反省を一段階で捉えていると、次のように考えられることになると思われます。人間には反省していない状態と反省している状態があり、反省とは前者から後者への移行である。自分は反省していない状態ではない。だから自分は反省している状態であり、反省に関してできることはすべて済んだ。これで事は終わりだ。

当相談室はこのような反省観は限界のあるものと考えています。反省は一回試みたらそれで終わりのものではなく、むしろ多段階的なプロセスです。この見方では、人間の反省している段階は多段階です。だからあなたが反省していない状態ではないとしても、それだけではあなたがどの反省段階にいるのかはまだわかりません。もしかするとあなたは反省の一段階目にいるのかもしれません。そうすると反省に関してあなたは反省の第二段階、反省の第三段階・・・と進んでいくことができることになります。

当然のことだと思われましたか? 確かに抽象的にまとめると、反省が多段階のものだということを理解できない人はほとんどいないだろうと思われます。しかしながら実際には心理的なバイアスによって、反省は第一段階で止まりがちです。例えば、自分の成長によって問題が解決したと思い込みたいというバイアスのために、自分の最初の一歩を過度に強調しがちです。だから、反省の多段階性をよくよく肝に銘じておかなくてはなりません。

また、反省を多段階的に捉えることは、過去の事実に関して見落としがちな一つのポイントを明確化してくれます。それは、過去の事実に関する現在の振り返りが自分の反省段階に依存しているということです。具体例で考えてみましょう。生徒を叱る先生を思い浮かべてください。その生徒は教室で野球バットを振り回して窓ガラスを割ってしまったとしましょう。あなたは先生として生徒に反省文を書かせます。反省文には何が悪かったのかということを書くものです。もしその生徒が自分の悪かったところとして、バットを誤って窓ガラスに当ててしまったという事実しか挙げていなかったらあなたはどう思うでしょうか? 「この生徒はそもそも教室でバットを振り回してはいけないということを反省できていない」と思うでしょう。ここでは反省の多段階性が顔を出しています。つまり生徒も確かに反省の一段階目には到達したのですが、あなたは反省の二段階目以降にいるので、生徒の反省が終わっていないということに気付いているのです。ただここでもっと注意していただきたいのは、過去から拾い出してくる事実自体が生徒とあなたでは違うということです。つまりあなたは生徒が挙げた事実に加えて、教室でバットを振り回したという事実や、もっと言うと、必要もないのに教室にバットを持ち込んだという事実などを挙げていくことができるということです。つまり、あなたは高い(深い)反省段階にいるので、より低い(浅い)反省段階にいる生徒よりも根本的な事実を挙げることができるのです。

これは他人に反省させる場合だけでなく自分で反省する場合も同じです。反省が進むと、以前は注目していなかった事実がクローズアップされていきます。しばしば過去の事実を全く固定的に捉えた上で、反省しても無意味だという考えに囚われる人がいますが、それは全く見当はずれです。というのも反省が進めばあなた自身の過去に関する語りが、どんな事実を語るのかということを含めて、どんどん変化していくからです。そして、より重要な事実を新たに思い起こすことは、現在の問題の改善にも大いに役立つことなのです。だから反省するときは一段階目で終わらせようとせず、反省を深めていくということがご本人にとって重要なことです。

ひきこもり家族コンサルティングでは依頼者の問題を解決するために、依頼者様が過去を反省するお手伝いをしております。何か悩みがある場合は専門家と過去について話し合うことで悩みが解消する場合があります。お困りの際はぜひご連絡ください。

 

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