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ASDの政治的リーダーが誕生する可能性がある理由とその危険性

ASDが政治的リーダーとなる
リスクが存在するのはなぜか?

驚くべきことですが、政治的リーダーが自閉スペクトラム症(以下ASD)であるという場合もあります。一般的なASDのイメージには、ASDの人がコミュニケーションを苦手としているということが含まれていると思われます。すると、政治家などという職業に就くことができるのは、コミュニケーションが得意な人に限られ、政治家でASDの人物がいるということは到底想像できないと思われるかもしれません。

 

しかし実際には、本人自身が公表しておらず、自覚さえしていない場合でも、特定の政治家がコミュニケーションを苦手としていることが報道等を通して現れている場合があります。例えば、政府や政党内の他の人物とのやり取りが上手くいかないということが頻発するといったケース。記者の質問に適切に応答できないというケース。国民感情とずれた政治的行動を(意図せずに)とってしまうというケース。

 

これらは全て問題の政治家がコミュニケーションを苦手としているということを示唆しています。こういった場合に、ASDの特性としてのコミュニケーションの苦手さと共通性のある形でコミュニケーションを苦手としていることが分かり、当該の政治家がASDなのではないかということを疑わせる事由があると思われます。もちろん、当人がASDであるかどうかは医師の診断によって確定するプライバシー性の高い事実ですが、政治家がASDであるかどうかは非常に公共的に重要な事実であり、公共的議論の対象になりうると思われます。

 

ASDの政治家は、政治に対して非常な混乱をもたらす恐れがあります。それは特に政治家に対する評価が、個人的な一対一の関係によって獲得される評価と、直接面識がない国民からの人気によって獲得される評価に、分割されてしまうからです。すると、政治家個々人の間でのやり取りでは上手くコミュニケーションをとることができない人物でも、国民一般からの人気は相対的に高いということがありえます。そういった場合に、他の政治家が国民人気にあやかろうとして、周囲と上手くコミュニケーションをとることができない政治家を政治的リーダーに祭り上げてしまうと、実際に就任してから問題が頻出するということがありえます。それは政治的リーダーは他の政治的主体とのコミュニケーションを仕事としているためでもあり、また(マスメディアを介して)国民とコミュニケーションする立場にもあるからです。

 

指導的な政治家がASDであることは、少なくとも政治的リーダーの通常の役割に照らすと、大きなマイナス要素であると思われます。比較的コミュニケーションを重視する政治文化の中では、ASDの政治家は高い地位を占めることはないと思われます。しかし政治的キャリアの中でコミュニケーションを重視しないタイプの政治文化は、ASDの政治家を政治的指導者として選び出してしまう恐れがあります。逆に言えば、ASDの政治的リーダーが誕生した後でトラブルが頻発しないように、政治的キャリアの枠組みの中でコミュニケーション能力が実質的に要求されるようなシステムが望ましいと言えるでしょう。

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